というわけで、文芸社より著作が送られてきた。
装丁は以前のバージョンをほぼ踏襲している。
「ページあたりの文字数を変更するので、ページ数が少なくなる」と聞いていたのだけど、 仕上がってみるとさほどページ数が減った感じがしない。それよりも以前の校正にけっこう ミスがあったのを、突きつけられたときの方がよっぽど驚いた。
以前の報告でも伝えたように、今回のバージョンでは自主的にやや表現上の訂正と追加を行っているので、気分的には「バージョン1.1」ぐらいの印象がある。この1年でも関連の情勢は結構変わった。一番変わったのは日本と諸外国との漁業にまつわる力関係の変化だろうか。ちなみに初版の部数もやや多くなり、価格も税込みで1,680円とずっと手に入りやすくなったので、是非とも買っていただきたいものと思う。現在すでにAmazonなどで予約を受け付けている。発売は5月中旬頃の予定。
ついでに自作の公式サイトもデザインを大幅に変えてリニューアルしたので、こちらも参考にしていただけたらと思う。→公式サイト「イルカのキリー」
しかしどうも僕の人生はまったく前に進歩しない。同じところを堂々巡りをしている感じがする。せめて螺旋階段を登っていると思いたいところだが、上を見ても天井が見えるわけでもないので、登っているのか降りているのか停滞しているのかよくわからない。
この出版で多少肩の荷は降りるかもしれないが。