詳細な顛末は省くとするが、「MRI(核磁気共鳴画像法)」の検査を受けることになった。
なんでも超音波検査によると僕の肝臓にはところどころに水がたまっているらしいのだが、この原因として脳の動脈瘤が考えられる?とのことで(実はここらへんの詳細はよく覚えていない)、検査を勧められたのである。肝臓の水そのものは無害らしいのだが、見ておくに越したことはないだろうということでうけてみることにした。
実際のマシンは恐ろしく大仰なもので、動作音も非常に大きかったのだが、実はこの動作音が、もうどこの工場機械かと思うほどになかなかかっこよくて、検査中は機械に頭を突っ込みながら聞こえてくる動作音を聞いて一人で思う存分にやけていたのだった。どこかMRIのメーカーで動作音をWAVファイルで公開してくれないだろうか?(笑)
試しにYouTubeで検索してみたところ、いろいろな動画が出てきた。
こちらは設置工事中に落っことしてしまった瞬間。大きなコイルを液体ヘリウムと 液体窒素で冷やして超伝導にして効果を高める設計のため、どうしても機器は 大型になってしまうのだ。ワイヤーが持ちこたえられなかったようでご愁傷様といった感じだが、 はたしてこういう作業は保険に入ってるのかな?
これは同じく移動中に中の液体窒素が吹き出して爆発してしまったMRI。
大友克洋の「アキラ」みたいな光景だ。
でも、ネットを色々探してみても、どうもあの動作音そのものに注目しているような動画はなかった。
さて、検査はどうなるのか?良くても悪くてもあのかっこいい動作音を聞けないのが残念なのだが。