別にベルイマンの死にショックを受けていたわけではないのだが、ずいぶんと更新が滞ってしまった。
気がつけば8月も中旬。東京はとんでもない暑さが続いているのだが、よその方が40度を超えていたりするらしいので、まだマシなのかも知れない。
もっとも外国でも場所(たとえばヨーロッパ)によっては、夏の熱波でお年寄りが死んでしまったりするぐらいなので、そういう意味では日本も先進国入りしたのかも知れない。あまりありがたくない先進化だが。
というわけで、この暑さに対処するために扇風機を修理することにした。 ここ2年くらいほったらかしになっていた安物があったのだが、スイッチの部分がおかしくなって電源が入らなくなっていたのだ。 ちなみに当然のことなのだが(?)、うちにはクーラーなんて上等なモノは無いのである。
解体してみると、どうも本体ケースの電源スイッチのところから伸びて基盤上のタクトスイッチを押している細いバーが、外れていただけらしい。てっきりスイッチの半田が接触不良になっているのだろうと思って半田ゴテまで用意したのだけど、バーを元通りにして基盤を入れ直してふたを閉めたら、ちゃんと動くようになった。
ついでに敗れて穴が空いていたスイッチの部分には、ガムテープを貼って補強。スイッチの部分がわかりにくいので、マジックで印を入れておく。
煙草の脂で茶色になっているが、そもそも購入したのが数年前なのだから仕方がない。
ついでにほこりの溜まっていた羽の部分も掃除。これで現役復活(勝利
いまどき扇風機なんて、中国・韓国製のモノ(それもリモコン付きだったりする)が家電量販店やスーパーなどでも数千円で売っているけど、これでお金も浮いたし、余計な廃棄物も出さなく済んで、一石二鳥だ。
父親から受け継いだ、ある程度のモノは自分で造ったり直したりしてしまう気質が、こんな境遇でも役に立ったのだ。